翻訳アプリは「カンニング」なのか
私たちの多くは、海外旅行で言葉に困ったとき、スマートフォンの翻訳アプリに助けられた経験があるでしょう。レストランでメニューを読むとき、道を尋ねるとき、ちょっとした会話を試みるとき。画面に表示される訳文は必ずしも完璧ではありませんが、それでもコミュニケーションの橋渡しをしてくれます。
しかし、学校の教室という場に目を向けると、この便利なツールへの評価は複雑です。「翻訳アプリに頼っていては、本当の英語力が身につかない」「それはカンニングと同じではないか」といった声が、教師からも保護者からも聞こえてきます。果たして本当にそうなのでしょうか。
Ulster UniversityのRonan KellyとHeng Houによる研究論文”Empowering learners of English as an additional language: Translanguaging with machine translation”は、この問いに対して、北アイルランドの学校で英語を追加言語として学ぶ子どもたちの生の声を通じて、新しい視点を提供してくれます。
