はじめに:デジタル時代の教育現場が直面する新たな課題

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パンデミックを機に急速に普及したオンライン教育ですが、画面越しの学習で子どもたちが本当に集中しているかどうかを把握することは、多くの教育者にとって頭の痛い問題となっています。教室であれば子どもたちの表情や仕草を直接見て、誰が退屈そうにしているか、誰が理解に苦しんでいるかを察知できますが、オンラインではそうはいきません。

この課題に対し、AI技術を活用して解決策を探ろうとしたのが、今回取り上げる研究論文“Leveraging Artificial Intelligence to Predict Young Learner Online Learning Engagement”(AI技術を活用した若い学習者のオンライン学習エンゲージメント予測)」です。筆頭著者のXiaoqiu Xu氏らは、VIPKidというオンライン英語学習プラットフォームとSRI Internationalの研究者たちで、音声認識と顔認識技術を使って、子どもたちの学習への取り組み度合いを客観的に測定しようと試みました。