研究の背景:変わりゆく学習者と変わらない教育方法

私たちが学生時代を振り返ってみると、英語の授業といえば教科書を読み、文法を暗記し、先生の後について発音練習をする、といった光景が思い浮かびます。しかし、スマートフォンが手放せない現代の学生たちにとって、こうした従来の学習方法はもはや時代遅れなのかもしれません。

ペルーのアレキパにあるサン・アグスティン国立大学の研究者、ノーマン・パトリック・ハーベイ・アルセ氏とアナ・マリア・クアドロス・バルディビア氏が発表した論文“Adapting competitiveness and gamification to a digital platform for foreign language learning”は、まさにこの問題に正面から取り組んだ研究です。彼らは「デジタルネイティブ」と呼ばれる現代の学生たちに適した、ゲーム要素と競争を取り入れた英語学習プラットフォームを開発し、その効果を実証的に検証しました。

グローバル化が進む現代社会において、英語などの第二言語の習得は、もはや選択肢ではなく必要不可欠なスキルとなっています。研究論文の発表や多分野にわたる研究において、英語は共通言語として使用されており、私たちが世界と情報を共有するためには避けて通れない道具となっています。