教室の外での読書をどう支えるか
英語を外国語として学ぶ学生たちにとって、読解力の向上は避けて通れない道です。しかし、週に2コマ程度の授業時間だけで、十分な読書量を確保することは現実的ではありません。ベトナム・フエ大学でEFL(外国語としての英語)を教えるCao Thi Xuan Lienは、この古くて新しい問題に、現代的な解決策を模索しました。それが、学習管理システム(LMS)を活用した読書ログの導入です。
Lienは10年以上にわたって英語教育に携わってきた経験豊富な教師です。イギリスのUniversity of HullでTESOL(他言語話者への英語教育)の修士号を取得した彼女は、ブレンデッド学習やデジタルリテラシー、AI統合など、技術を活用した言語教育に強い関心を持っています。本研究”Encouraging EFL students’ extensive reading through LMS-based reading logs”は、そうした関心を実際の教室実践に結びつけた試みといえるでしょう。
