研究者と研究の背景

論文”Determinants of L2 English reading proficiency among Thai learners of English in tertiary education: A multicomponent perspective”の筆者のA. J. Benjamin Clarkeは、タイのタマサート大学言語学部で教鞭をとる助教授です。イギリスのReading大学で認知心理学の博士号を取得し、20年以上にわたってイギリス、ルーマニア、タイで英語教育と心理学の指導に携わってきました。彼の専門は言語と認知の交差点にあり、母語話者と非母語話者の両方を対象に、認知メカニズムがどのように言語の理解、産出、習得に影響を与えるかを研究しています。

本研究は、7000名以上の参加者を含む大規模プロジェクト「English Reading Online (ENRO)」の一部として実施されました。ENROプロジェクトは、さまざまな母語背景を持つ大学生の英語読解パターンにおける相違点と類似点を調査する包括的なデータリソースです。Clarke氏は、その中からタイ人学習者のデータを取り出し、独自の分析を加えています。