研究の背景と筆者たち
この論文”Transforming reading self-efficacy in EFL classrooms: The role of task-based instruction”の筆者たちは、エチオピアのMettu大学とHawassa大学に所属するYohannes Joressa Wordofa、Mulu Geta Gencha、Aregay Meressa Hadguの3名です。エチオピアという、英語教育において独特の課題を抱える国で、日々学生たちと向き合っている研究者たちです。彼らが注目したのは、単に英語が読めるようになることではなく、学生たちが「自分は英語を読める」という自信を持てるようになることでした。
エチオピアでは、世界銀行の2018年の報告によると、小学校を卒業する時点で10人中4人程度しか十分な読解力を持っていないという厳しい現実があります。教室は大人数で、資源は限られ、教師たちは伝統的な教え方に頼りがちです。そんな中で、Wordofaたちは「タスクベース指導」という方法に可能性を見出しました。
