はじめに―英語で学ぶということ
大学の授業がすべて英語で行われる環境を経験したことがある人も多いでしょう。日本でも近年、英語による授業(EMI: English Medium Instruction)を導入する大学が増えていますが、中国ではさらに大規模な展開が見られます。特に外国の大学と中国の大学が共同で運営するトランスナショナル大学では、英語が授業の主要言語となっています。
University of ExeterのMingyu Li氏による本研究”A case study on L2 learning motivation of English major students in a transnational university in China”は、このようなEMI環境で学ぶ英語専攻の学生たちが、どのような動機で英語学習に取り組んでいるのかを明らかにしようとしたものです。特に注目すべきは、高校時代に文系(Wen-Ke)と理系(Li-Ke)に分かれて学んできた学生たちの間で、英語学習への動機にどのような違いがあるのかを詳しく調べた点です。
