イタリアの小学校で明らかになった学びのメカニズム

英語を学び始めたばかりの小学生たちは、どのようにして新しい言語を身につけていくのでしょうか。Paola Palladinoら(University of FoggiaとFree University of Bolzano-Bozen)の研究チームは、本論文”How do you feel during English class? Emotions and metacognition in primary school children learning English as a second language”でこの素朴な疑問に、メタ認知と感情という2つの切り口から迫っています。

研究者たちが注目したのは、イタリアの小学2年生と3年生305名です。平均年齢は7.44歳、つまり日本でいえば小学校に入学したばかりの子どもたちとほぼ同じ年齢層です。子どもたちは学年の始まり(11月)と終わり(翌年5月)の2回、英語の語彙テストを受け、自分の答えへの確信度を評価し、さらに英語学習に関する感情についてのアンケートに答えました。