研究の背景と著者たちについて
英語を外国語として学ぶ(EFL)環境において、批判的思考とAIの関係を正面から問い直した論文が2023年末に公開されました。Darwin、Diyenti Rusdin、Nur Mukminatien、Nunung Suryati、Ekaning D. Laksmi、そしてMarzukiの6名による共著論文 “Critical Thinking in the AI Era: An Exploration of EFL Students’ Perceptions, Benefits, and Limitations”(Cogent Education, 2024年, Vol.11)です。筆頭著者のDarwinはインドネシア・マラン国立大学(Universitas Negeri Malang)の英語教育専攻の博士課程に在籍しており、批判的思考、教育とテクノロジーの関係、そして読解方略を主たる研究関心としています。共著者のMarzukiとDiyenti RusdinはともにUniversitas Madako Tolitoliの英語教育学科の教員であり、テクノロジーを活用した言語教育や学術ライティングを専門としています。残りの3名はいずれもマラン国立大学の教員であり、コミュニカティブ・ランゲージ・ティーチング、EFLの授業戦略、教師認知(teacher cognition)などを専門的に研究しています。これだけ多様な背景を持つ研究者たちが共同でこのテーマに取り組んだという事実が、本研究の問題意識の幅広さを示しています。
